開店花をお贈りすること
店舗開店・新社屋移転などでクライアント様や企業様へ
お祝いの気持ちを込めてお花をお贈りすることがあります。
名古屋では開店花が「減る」ことが大切
特に私が住む尾張地方・名古屋では豪華な開店花が店外に並び、
道ゆく人がそのお花をどんどん取っていきます。
他地方の方から見ると「え!?窃盗??」となることが多いようですが
名古屋では開店花がどんどんなくなることで
隣近所に、開店の告知ができた認知された
とします。
最近はこの店外の大きな開店花…少なくなりました。
私が幼い頃住んでいたのは駅前商店街の近くだったので昔は頻繁に
開店花があったような気がします。
「開店花」の多様化
ここからが本題
最近は開店花も多様化したな、と感じます。
・ドライフラワーはダメ
・造花など人工のものはダメ
・花言葉に気をつける
・赤い花ばかりにしない
などなど昔は制約が多かったのです。
(花言葉は調べますが、私は基本は花屋さんにおまかせ)
店舗ブランディングと世界観を守る
上記の様々な制約より、デザイナーとして気になるのがココ。
「お店の世界観と贈るお花のイメージが違わないか」
一般的な企業様にお贈りする時は胡蝶蘭でほぼ間違いないのですが
(オシャレなオフィス内装だったらそれも考慮します)
店舗様は確固たるコンセプトの元、内装を考えられていることも多いため
内装色の邪魔にならないか・大きすぎて邪魔にならないかなどかなり迷います。
デザインで言うところの「フォント選び」「あしらいの選定」と同様でしょうか。
元々そこにあったような違和感のなさ、
それでいて、さりげない華やかさを演出する。
デザインでもこの2つを失敗するとレイアウトが良くても
大失敗する時があるので本当に迷います。
ドライフラワーをお贈りすることも
念のため、年配の方には特にウケが悪いので、贈る方にまず確認してから…
店舗の雰囲気にドライフラワーが似合いそうなこと
本当は開店花にドライフラワーがふさわしくないかもしれないこと
などを説明した上で「ドライフラワー」をお贈りしてもいいですか?と
了承をいただいてから開店のお花にドライフラワーを選ぶことがあります。
最近のオシャレなカフェ・サロン・美容院のほとんどは
昔ながらの開店花よりもドライフラワーが合うような気がします。
結婚式でも最近はドライフラワーが飾られることがあるようですね。
(でも年配の方にはウケが悪いみたい 笑)
今回はこんなお花を選びました
最後になりましたが今回私がお贈りさせていただいたのは
米ぬか酵素風呂「愛幸」様へ本日6月18日プレオープンにあわせ
こんなドライフラワーをお送りしました。
店内の外装・内装の写真を見せていただき
それに合うように色味などを選びました。
また、米ぬか酵素風呂「愛幸」様は
ロゴ・サイトなどの制作のお手伝いをさせていただきました。
ありがとうございます。
またサイトが完成次第、制作実績にもご紹介いたします。